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 はるのきる かすみの衣 ぬきをうすみ 山風にこそ みだるべらなれ



分析
はるのきる かすみの衣 ぬきをうすみ 山風にこそ みだるべらなれ 分析



解釈

春を擬人化して、春の着る着物を霞としている。
その横糸が薄いので、山の風で乱れて、霞が消えてなくなってしまうんだよという歌。




歌意

題不明

春が着る春霞の着物の横糸が薄いから、
山の風で乱れてしまうに違いないのだよ

在原行平朝臣




感想

春が着ているというより、
山が来ているんじゃないかと思うけれど、
春霞と言いたかったに違いない。
脱げてしまうのは、
なんにせよ「あら、大変」という気分になり、
ただ霞が消えてなくなる以上の情緒が生まれていると思う。
薄いのも意味ありげだし。
山には神様がいらっしゃるわけで、
山とか春とかの神様の服が脱げたとまで連想してしまいそうである。
やっぱり大変である。




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