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君ならで 誰にか見せむ 梅の花 色をもかをも しる人ぞしる



分析

君ならで 誰にか見せむ 梅の花 色をもかをも しる人ぞしる
分析



解釈

梅の花を価値のわかる人に見せたいという歌。
梅の花だけでなく情緒のわかる人という意味でもある。
つまり、素敵な梅を送りながら、送る理由を述べると同時に相手を賛美している。




歌意

梅の花を折って人に送ったときの歌

あなた以外の人のだれにこの梅の花を見せましょうか。
色形をも香りをもわかる人だけがわかるのです(から)

紀友則





感想

(同性でも異性でも)口説き始めにも使えるし、付き合いの長い相手でもいいと思う。
自分の贈り物の価値を(抜け目なく?)アピールしつつ、
スマートに口説いているなあと思う。
やっぱり心ある人に送りたいですよね。




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