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ちりぬとも かをだにのこせ 梅の花 こひしき時の おもひいでにせむ



分析

ちりぬとも かをだにのこせ 梅の花 こひしき時の おもひいでにせむ
分析



解釈

梅の花の残り香を楽しみたいという歌。
好きな人の残り香だとしたら、こんなにのんきには詠わないと思われる。
過ぎ去った時代として将来的に今のこの盛りを思い出したいという人もいないだろうから、
結局、純粋に梅の花のファンの人の歌と思われる。




歌意

題不明

散ってしまったとしても、香りだけでも残しておくれ、梅の花よ。
梅の花を懐かしく思うときのよすがにしたいのだ。

詠み人知らず




感想

古のみなさんは、あの手この手で梅の花ラブなことを詠んでいるらしいから、
「そうだよね、梅の花っていいよね〜」とみんなで気分を分かち合ってめでたしめでたしな歌だと思う。




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