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なんで勉強するの？ その３
ズバリ、自由に生きるため。
僕たちは、この世の現実の中に生きている。
人の心の世界と僕らが生きている周囲の世界という現実がある。
僕たちの生きている現実をよく知らないといけない。
良く生きるのに必要な知恵も知らないといけない。
（考え出すのはとてもアリだね）
みんなを傷つけずに、自分らしく生きていく方法を知らないといけない。
（これが法律だ。法律以前にちゃんと考えて身を処した方がいいと思うけれど）
そして、迷信（誤って信じていること）に惑わされず、
正しく考えられる（考えた結果、迷信につながっては困ってしまうから）ように
ならないといけない。
（これが数学だし、国語だ）
正しい情報を用いて正しく考えないと、
僕らの生存確率が下がってしまう。
自分の心の望むままに、自分の頭を使って考えられないと、
自分に依って生きる
（自分の心に従って生きる。自分の行動の根本原理が自分の心にあること）
ことができなくなってしまうんだ。
「○○さんが言ったから正しい」と鵜呑みにしてしまっては、
その人の言葉に踊らされることになる。
キチンと正しいと認識した情報に基づいて動かないといけない。
そこには自分の判断があるので、結果として、自分の意思で動いていることになる。
そして、生きて活動するということは、行動の積み重ねだ。
自分の行動に責任を持って生きるためには、
自分の頭で他の人から独立して考えるようにしないと、
本当に自分らしく生きることができていないことになる。
その技術を身に付けるのが、学校の勉強であり、文科省のカリキュラムなんだ。
日本では大学受験というものが大きく幅を利かせているようなので、
改めて書くけれども、
高校生までの勉強は大人になったら教養で、ないと生きるのに困るはずの物なんだ。
結局、全ての勉強は教養になって、生きる力になっていくんだけれども。
心のままに生きると書いた。
中には心のままに望むと、
その内容が人の迷惑になるものだったり、
好きだと感じるものが他の人にとっては嫌な気持ちになる物だったりする人がいるらしい。
そういう人が、犯罪者であったり、変質者であったり、変態と呼ばれる人だ。
（ちなみに、変人とは他の人とは違っているだけで、無害な人のことを言う）
そういう人は、自分の心に従って志を立て頑張ってもらうと、
結果他人の迷惑になることがとてつもなく多いので、
頑張ってもらうと困ると思っている。
心のままに望んで、この世に楽しいことが増えたり、
他の人の心の中に嬉しい気持ちが増えるのが
楽しいような人だと、
自由に生きてもらっても人の迷惑にならないと思う。
僕たちの生きる世界に新たな価値を提供できる人だと思う。
僕は、自分の心に従って、自由に生きるというのはそういう人たちの特権じゃないかと思う。
ちなみに、悪い人はね、規則に縛られてないと、犯罪をしてしまって、生きていけなくなりやすいので、
自由には生きられない。
どうも自分で判断すると、間違えるらしいんだよね。
人の迷惑になることをすることが、
悪い人にとっての間違えることらしいんだけれど、
普通の人はそういうことを望まないので、
普通の人の行動の選択肢には入っていない。
僕は、結果として、悪い人は生きていくための判断を間違えてしまうんだと思うんだけれど。
裏を返すと、規則というのは必ず理由があるはずで、妥当なものが多いはずだから、
（違っていたら、変えて自分たちを守らないといけないね）
よく考えてみると良い。
先人の知恵の結晶かもしれない。
理由がわかる規則を守ればいいんだ。
（わかると、自分を守る物だったりするので、
自然と守るようになるんだけれど）
法律違反って何だろう。
その行動が僕たちの社会を構成する他の人（僕たちみんなのこと）にとって、迷惑であるということで、
だから、社会的に咎め、ペナルティを課すということなんだ。
「その人をいらない」とまで言うと、言い過ぎになってしまうと良くないので、
そこまで言わないだけだと思うよ。
迷惑なことは確かに迷惑なんで。
本来、法律違反をするということは、とても厳しいことなんだ。
基本的に人はどんな行動でもできる。
だから、一度、人の迷惑になる行動をすると、信用がなくなる。
信用がないと、僕らの社会の構成員として認められにくくなる。
自分の生きていく場所がなくなることになりかねないので、
よく考えて行動した方がいい。
とにもかくにも、生来からの心の良い人
（他人に迷惑をかけたり、他人の嫌がることをするのが気持ち悪いと感じる人）が
他の人と物理的につながっていない
独立した脳と体を持っているのを最大限に活用して、
自分の心に従って自分の頭で判断して生きるというのはいいことだと思う。
そのための技術を身に付けるのは大切なことだと思うよ。
もう一つ、自由になれることがある。
何か自分の心に従って行動しようとするとき、
「能力的にできない」ということがある。
まだ、技術が未熟だったり、必要な知識がないなどの理由で、
気持ちはあっても自分でできないんだ。
それは、「心を表現できない」し、
「心のままに行動することができない」ということになる。
だから、必要な技術をきちんと身に付けるのは、
「自由に行動するため」に必要なんだ。
