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10.極座標って何?
ズバリ、大砲を打つときに便利な位置の表現方法。
誰かを傷つけるのはよろしくないことだけれども、
大砲で狙いを定めるときに使うと便利だ。
例えば、
「北を向いて時計回りに30度の方向、500mの地点をめがけて打つ」
などと言うのが楽だよね。
大砲は自分を中心にグルグル回って狙いを定めるものだから。
逆に言うと、このようにある地点を表現できるということは、
「北に3歩、東に5歩の地点」などというように表す
直交座標平面(普段使っている座標平面)
以外の
表現があるということになる。
このようにして、方角と距離で位置を表すのが極座標で、
x軸からの角度と原点からの距離で位置を表すことができるんだ。
最近の話題にすると
某海賊王志望のゴムゴムのルフィ君が
船のマスト(回転できる)に縛られてしまったとしよう。
真横に腕を伸ばすとする。
ルフィー君に攻撃をしてもらうためには、
船のマストを回して、
ルフィ君の腕を伸ばすほうの肩の方角を敵の方向に向けて決めて、
びよよーんと腕を伸ばしてもらわないといけない。
敵にぶつかったときの腕の長さが距離だ。
ぶつけられるということは、その位置を指定できたということになる。
角度と距離を伝えた方がちゃんと攻撃してくれそうだね。
だって、距離がわからないと、腕が届くかわからないし、
そもそも「どっち向いて打つんだ〜!」と言われてしまうからね。
(もたもたしている間に攻撃を食らってしまうよ)