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15.等式って結局、何? 


ズバリ、等号の両側の(左辺)と(右辺)の値が等しい式。

本来、(左辺)と(右辺)の式の値は必ずしも等しい必要はなく、
(左辺)の方が大きければ、(左辺)>(右辺)などと正確に書けば良いだけなので、
たまたま両辺の値が等しいとき、「等号が成立する」と言ったりする。
それ以外では「不等号が成立する」と言う。

変数にどんな値を入れても、(左辺)と(右辺)の値が等しい式のことを、
恒等式(つねに等しい式)という。
普段の式変形は恒等式が成り立つように、
式変形を行っている。
つまり、両辺で値が同じ、同値という状態をキープして変形しているんだ。
でないと、議論している式の内容が変わってしまうからね。
ちなみに、算数の計算問題は値を聞かれているので、
恒等式の状態をキープして解いているんだよ。

ある値を代入したときのみ、等号が成立する式を方程式という。
方程式を解くとは、等号が成立するときの変数の値を求めるということ。
変数にそれ以外の値を代入すると、不等式になるんだ。




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