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クリアファイル作り(ポストカード用)
ポストカード用のクリアファイルの自作をしてみた
んですよ。
使うのは、
このような
透明度の高い袋です。
こんな風に
2枚のポストカードが入る感じで、
のように
切って長さを揃えて、
中央部分の綴じ部に穴を開けます。
そして、
のように
ピッタリ同じ高さの台紙
に
糸を使って綴じていきます。
(綴じ穴に負担をかけないようにしたり、ぐらぐらしないために、
同じ長さの方がいいように思います。)
で、問題は
つるつる滑るこの透明な袋に
何枚も
正確に長さを取って切ったり、
同じ位置に穴を開けたりしないとならない
んですよ。
で、
専用の道具(治具:ジグ)を作りました。
2つです。
まず、
同じ長さ(ここでは160mm)に切り揃えます。
重ねてはできませんので、
1枚1枚切っていきます。
じゃん。
。
作った機械「透明袋切り揃え機」に、
透明な袋が乗っています。
透明な袋を切るので、
下がスケスケです。
簡単ですが、
これで十分に用をなします。
しっかり活躍してくれるんです。
使い方は、
片方に袋のお尻を当てて揃えながら、
のように
用意した線(幅160mm)に合わせて定規を乗せて
切る
んです。
精度良く、サクサク切れます。
下の段ボールを切らなくても、
透明な袋だけ切れますから、
(ある程度切ったら、手でちぎれますし。)
段ボールは荒れません。
次に、
「透明袋穴開け機」です。
のように
切った透明な袋とちょうど同じ大きさで、
切った透明な袋がピッタリ入るように
板目紙を切って、貼ります。
(念のため、内側に機械裁断の紙の外側が入るようにしました。)
詳しく紙の様子を書くと
のように
台紙に3枚の板目紙を貼っています。
そして、
切った透明フィルムと同じ大きさに切った紙を
二つ折りして、40mm間隔で印を付けて、
(中央ラインに3個点があります。)
その紙をこの「穴あけ機」に当てて、
中央ラインの穴を開ける場所を写し取って、
機械にも穴を開けます。
(定規で直接板の長さを図って中央を出すと思ったあなた、
実は、きちんと測れないんですよ。
なんで、
紙で定規を作ってます。
「○○の解釈」 その7 「量化する」との付き合い方で紹介した
規矩術(きくじゅつ)的な測り方だと
正確で速いんですよねぇ。
折った線の幅の方が細いですし。)
で、
千枚通しで穴を開けています。
この「穴あけ機」に
のように
透明の袋を入れて、
この穴を見ながら、
上から、千枚通しでポチポチポチと穴を開けると
のように
1枚のフィルムができあがります。
そんなに枚数はないので、
落ち着いて、1枚1枚、針を通していけば、
何とか綴じることができます。
これに外側の板を
のように付けて、
のようなのができます。
実は、作ったフィルムを12枚用意したので、
裏表、両側に入れて
48枚入る仕様となっています。
背幅を15mmとしてしまったので、
ちょっと幅が足りませんでしたが、
このように↓
きちんと入りました。
本当は生の方がきれいなんですけれども、
より透明度の高いクリアファイルができてめでたいです。
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